室間音圧レベル差測定

室間音圧レベル差測定は隣接する壁で遮られた部屋間の遮音性能を測定します。
特定場所間音圧レベル差測定は壁や扉等の個別部位単体の遮音性能を測定します。
マンション・ホテルなどの竣工の際の性能確認、騒音対策などの調査にこれらの
測定は必要とされています。
当社では、専門のスぺシャリストが正確に迅速にお客様に対応いたします。

音源室と受音室をそれぞれ用意します。音源室内に試験用スピーカを設置し試験音として低音から高音ノイズを発生させ、騒音計を用いて音源室・受音室それぞれ測定します。
音源側、受音側それぞれで測定した、音圧レベルを周波数毎に平均値を算出して室間における遮音性能を求めます。

建築物	室用途	部位	適用等級
			特級	1級	2級	3級
集合住宅	居室	隣戸間堺壁	Ｄ-55	D-50	D-45	D-40
ホテル	客室	客室間堺壁	D-55	D-50	D-45	D-40
事務所	業務上プライバシーとされる室	室間仕切り壁 テナント間仕切り壁	D-50	D-45	D-40	D-35
学校	普通教室	室間仕切り壁	D-45	D-40	D-35	D-30
普通教室	病室（個室）	室間仕切り壁	D-50	D-45	D-30	D-35

適用等級	遮音性能の水準	性能水準の説明
特級	遮音性能上とくに優れている	特別に高い性能が要求された場合の性能水準
1級	遮音性能上優れている	建築学会が推奨する好ましい性能水準
2級	遮音性能上普通である	一般的な性能水準
3級	遮音性能上やや劣る	やむえない場合に許される性能水準